セブン&アイ・ホールディングスは、セブンイレブンやイトーヨーカドー、そごう、西武などを傘下に持っている日本でも大手の流通持ち株会社となります。
通称はセブン&アイですが、セブンアイと略することもあります。
セブン&アイ・ホールディングスの株価
セブン&アイ・ホールディングスの株価は証券会社のサイトやYahoo!ファイナンス等で確認できます。セブン&アイ・ホールディングスの株価コードは「3382」です。
セブン&アイ・ホールディングスの株主優待・配当
セブン&アイ・ホールディングスの株主優待は2018年5月時点では行われていません。
株主優待はありませんが、配当は2018年2月実績で1株あたり年間90円(100株で9000円)の配当と、配当利回りは高めです。
また2006年2月期からの配当の推移が公表されていますが、2007年の52円から2017年の90円まで順調にほぼ毎年のように配当が上がっていて、2018年は前年と同じ90円でしたが、2019年は95円予想とまた増配の予想となっています。
参考:1株あたりの配当金(セブン&アイ公式サイト)
2018年5月31日の株価4821円で計算すると、セブン&アイ・ホールディングスの株を買うのに必要な資金は約482100円、配当利回りは約2%となります。(株価の変動で変わります)
株価上昇による売買益も株式投資の魅力ではありますが、それとは別に利益の割合は小さくても毎年安定した配当金で「収益の基盤」を作っておくというのも良いですね。
参考:配当金をもらうには
セブン&アイ・ホールディングスの株を買うには
セブン&アイ・ホールディングスは上場企業なので証券会社を通じて普通に株を買うことが出来ます。証券会社で「セブンアンドアイ」や「3382」(銘柄コード)で検索し、株を注文しましょう。
株を買う手順など初心者のかた向けの解説は株の買い方・購入方法のページを参考にしてください。
日本のイノベーションカンパニー
日本で最大のコンビニエンスストアチェーンだるセブンイレブン、総合スーパーであるイトーヨーカ堂、そごう、西武百貨店などが代表的な企業となる日本の企業グループがセブン&アイ・ホールディングスです。
以前は、イトーヨーカ堂を中核とする企業グループであったのですが、イトーヨーカ堂の業績が伸び悩む中で、コンビニエンスストアであるセブンイレブンの業績が好調となっており、セブンイレブンジャパンの株価時価総額が筆頭株主であるイトーヨーカ堂を上回る状況となったことで有名になりました。
セブンアイとして、セブンとは7つの主要事業の領域を指しており、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、レストラン、百貨店、金融サービス、ITサービス業、スーパーストア、のことになります。 残るアイの部分に関しては革新を意味するイノベーションのIと愛を表しているそうです。
現在でも、セブンイレブンは主要企業の中で最大の売上を誇っています。
セブンイレブンの由来
セブンイレブンとは、アメリカが発症のコンビニエンスストアであり、日本では最大手のコンビニエンスストアのチェーン店のことです。
世界を見ても最大の店舗数を誇っており、人気の高いコンビニエンスストアとなります。
セブンイレブンの名称はアメリカ本土において、当初では朝の7時~夜11時まで営業していたことに由来しています。
現在ではアメリカ本土においても24時間営業している店舗が多く、日本でも以前では由来通りの時間帯で営業している店舗もありましたが、現在ではほとんどの店舗が24時間営業となっています。
日本では1973年にイトーヨーカ堂がライセンス契約を受けてサービスを開始していましたが、1991年にアメリカのセブンイレブンが経営破綻したことによってイトーヨーカ堂が買収しています。