日本たばこ産業株式会社は、たばこや医薬品、食糧品、飲料などを製造、販売している会社になります。
略称では、JTと言いますが、こちらはJAPAN TOBACCOの頭文字から取られており、JTの方が御存知の方も多いでしょう。
日本たばこ産業の株価
日本たばこ産業の株価は証券会社やYahoo!ファイナンス等で確認できます。
日本たばこ産業の株価コードは「2914」です。
日本たばこ産業(JT)の株主優待
2013年10月15日時点での日本たばこ産業の株主優待としては、JTグループの商品を贈呈して貰うことができます。 100株、200株、などように保有株数に応じて贈呈される商品は異なってきます。(2013年10月15日時点の情報です。最新情報は公式サイトの株主優待のページ参照)
JTならではの特殊な構成
そもそも日本たばこ産業は、日本専売公社という公的な機関だったのですが、1985年から民営化されています。
ただし、日本たばこ産業株式会社法と言う法律によって、全株式のうち2分の1以上の株式は財務省が保有しなければならないと定められています。
また、たばこ事業法と言う法律によって、国産の葉たばこのすべてを買取する契約が義務づけられており、煙草製造の独占も認められています。
このことから国内で唯一のたばこ製造を行っている会社であると言えます。
ちなみに、日本たばこ産業のたばこ販売シェアはおよそ60%ほどになります。
たばこ意外も手堅いJT
たばこ以外にも、医療器具や医薬品、加工食品や清涼飲料水などの製造も手がけていますが、日本たばこ産業の売上のおよそ8割弱がたばこの売上になります。
海外への営業も積極的に行っており、JTインターナショナルと言う会社を設立しており、販売シェアは世界で第3位となっています。
日本たばこ産業の商品として有名なたばことしては、メビウスシリーズがあります。 もともとはマイルドセブンとして販売されていたものですので、マイルドセブンの名を御存知の方も多いでしょう。
他にも、セブンスター、ピース、ゴールデンバット、ハイライトなどなど様々な煙草が販売されています。 ただし、東日本大震災の影響によって、これまであったたばこの23銘柄を廃止しており、廃止されたたばことしては、チェリーなどがあります。
JTのソフトドリンクの商品としては、缶コーヒーのルーツシリーズが有名ですね。他には、緑茶飲料である辻利、桃の天然水などの天然水シリーズなども有名です。