上場の噂があってなかなか上場しない東京メトロ株。
東京メトロの株は、国が53.4%、都が46.6%を保有していて、もともとは2022年度までに上場させてその売却益を東日本大震災の復興財源に充てることが法律で決まっていましたが、その期限が2027年に5年間延長されました。
東京メトロは結局上場しないの?
上場の話が進まないまま期限の2022年を迎えようとしていたのですが、期限を5年間延長して2027年になりました。
え?じゃあ結局上場しないの?
と思ってしまいますね。
実は、国は東京メトロを上場させたい意向で、東京都が上場させたくない(超優良な財源を手放したくない)ということで話が進んでいなかったそうです。
上場の話に進展あり!?
そんな中、2020年12月に小池都知事が「メトロ株売却と地下鉄の路線建設をセットで考えてほしい」と赤羽国交相に緊急要請。
国土交通省が有識者委員会を設置し、国と東京都が保有する東京メトロの株式のそれぞれ半分を売却して上場させるよう提言する答申案をまとめたと報じられました。
2022年度の期限を前に5年間延長され、東京メトロ上場の話はほぼ消えたかと思った矢先のこのタイミングで、もしかしたら2027年まで待たずに意外と早く上場するという話しが出る可能性も出てきましたね。
上場するときはIPOで東京メトロ株を買えるの?
上場するときは日本郵政の時と同じようにIPOで東京メトロ株を買うことができます。
日本郵政のときは多くの人がIPOに当選して利益を上げたので、東京メトロでも上場時のIPOで買って初値売りを狙っている人は、早めに証券会社の口座を作っておくとよいいと思います。
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