アドビ・システムズは1982年に設立されたアメリカの企業であり、カリフォルニア州のサンノゼに本社があります。
デザインや印刷関係の業界ではPhotoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)などのソフトは有名であり、これらの業界ではインフラと言ってよいほどに浸透しているソフトウェアです。
身近なところで私たちが気づかずに使っているAdobe製品としては、PDFを読む際にAdobeReaderを利用していたり、動きのあるFlashを使ったウェブサイトを見るときにはAdobeFlashPlayerを使っています。
コンピュータ・ソフトウェアを開発、販売している会社の中では世界最大の規模で、アドビ・システムズが提供しているソフトウェアは多岐にわたっており、有料となるソフトウェアや無料で利用できるソフトウェアなど様々なものがあります。
クリエイティブ系のツールは業界でもトップシェアとなるようなソフトウェアばかりですので、見聞きしたことがあるだけではなく実際に使っている人も多いでしょう。
日本での法人であるアドビシステムズ株式会社は東京都に拠点を置いています。
意外と知られていない創業時のアドビ・システムズ
アドビ・システムズと言えば、Photoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)などのソフトウェアの開発、販売をしていることで有名ですが、創業当初はページ記述言語の研究を行っていた研究者が立ち上げた企業であることから、DTPシステムを事業の核にしようとしていました。
しかし、アップルの創業者でもあるスティーブ・ジョブズが高精度の印刷をしようと開発していたレーザープリンターがうまくいかなかった時に、ページ記述言語のことを知り、アップル社にページ記述言語を提供するソフトウェアメーカーとして出発した歴史があります。
こうしたアップル社との関係もあり、設立以来スティーブ・ジョブズとは深い関係にありましたが、ウィンドウズ95の発売以降はウィンドウズとの関係も深まっていると言えます。
世界を代表するソフトウェア企業
アドビ・システムズと言えば、先述でも書いたようにフォトショップを初めとするCreative Suiteシリーズが有名です。
グラフィックデザイン、動画の編集、ウェブデザインなどのアプリケーションソフトウェアの統合パッケージがCreative Suiteシリーズであり、現在はCreative Suite6が最新となります。近年ではCreative Suite2の騒動などがあり、その名を知ったと言うような人も多いかもしれません。
プロ用のソフトを扱うイメージの大きいAdobeですが、一般の人でもPDFを読むAdobe ReaderやインターネットでFlashde動くサイトを見る時に使っているFlash Playerなど、様々な製品が提供されていますので、現在パソコンを利用している方でアドビ・システムズの製品がインストールされていない方はほとんどないと言えるほど「実は浸透している企業」がAdobeなんです。
Adobeの株価と株価チャート
Yahoo!ファイナンスのAdobeの株価チャート(1年)です
2017年10月のAdobeの株価は170ドル前後、米国株は1株単位なので、今の株価でAdobeの株を買うのに必要な資金は約2万円。米国株が買える口座を持てば約2万円の資金でAdobeの株主になることができます。(株価の変動で変わります)
現在のAdobeの株価はYahoo!ファイナンスのアドビ・システムズのページで見れます。
アドビ・システムズ(Adobe)の株の買い方
アドビ・システムズは米国(アメリカ)の企業なので、アドビ・システムズ株は米国株取引を扱っている証券会社で購入することができます。あなたもアドビ・システムズの株を買って”グローバルな投資家”の仲間入りをしてみませんか?
アドビ・システムズ関連サイトや株価など
有名な商品やサービスなど
- Photoshop(フォトショップ)
- Illustrator(イラストレーター)
- Dreamweaver(ドリームウィーバー)
- Adobe Flash
- Adobe Reader