投資信託の中には「ファミリーファンド」という商品があります。
この投資信託は、ベビーファンドと呼ばれる「子ども」の投資信託が投資家(あなた)から集めたお金を、マザーファンドと呼ばれる「親」に投資信託がまとめて投資・運用を行なう、投資信託が投資信託に投資する商品のことです。
投資信託に投資する投資信託の特徴
たとえば、3つの子どもの投資信託がそれぞれ同じ株式または債券の商品を組み入れていたとしたら、その売買手数料などのトータルでのコストが高くなります。
そこで、それを別の親となる投資信託が一つにまとめて運用することで、効率的かつ安定的な運用をおこなうことが出来ます。
そしてもうひとつ、投資信託に投資する投資信託として「ファンド・オブ・ファンズ」という商品があります。
こちらは株式や債券ではなく、他の投資信託を選んでリスクを分散する商品です。
たとえば、30個の商品を組み込んだ投資信託5つに投資したら、のべ150個の商品に分散投資していることと同じ効果になります。このように分散対象を広げることで、運用の安定性が増すのがこの商品の特徴です。