少ない商品に投資するか?たくさんの商品に投資するか?長期間運用するか?短期間運用するか?
投資信託を運用するためにはさまざまな方法がありますので、自分に合った運用方法をしっかり決めることが大事になってきます。
それではまず、投資する商品を1、2個に絞って集中して資金を投資する「集中投資」と、商品を多くの商品に分けて投資する「分散投資」について説明します。
集中投資と分散投資のメリットとデメリット
どちらの運用方法にもメリットとデメリットがあるのですが、投資の初心者の方にはまずは「分散投資」から始めることをおすすめします。
投資する商品を複数に分散させることによって、もしもそのうちの1つの商品の価値が無くなっても、他の商品は価値が無くならず無事ですむかもしれないからです。
まだ投資する商品を選ぶ知識が少ないときは、リスクの低い分散投資から初めて見るといいでしょう。
【分散投資】
メリット:商品の価値が下がっても影響が小さいので損失も少ない
デメリット:資金を分散するので1つの商品の価値が上がっても効果がうすいので地役も小さい
【集中投資】
メリット:商品を少数に絞るので価値が上がった時の影響が大きく利益も大きい
デメリット:逆に価値が下がった時も影響が大きいので損失も大きい
長期投資と短期投資について
次に商品を長期間運用する「長期投資」と商品を短期間で売買し乗り換えていく「短期投資」について説明します。
長期投資とは、安定した利益を得ることが目的の運用方法です。売買の回数が少ないので手数料や税金などの支払いが少なくてすみ、商品の価格の変動にも比較的気を使う必要はありません。
一方、短期投資は短い期間で大きな利益を出すことを目的とした運用方法です。
購入した商品の金額より価値が上がった時期を見計らって売ることで、その差額を主な利益になります。短期投資は売買のタイミングが重要になってきます。また、何度も繰り返し売買するので、その度に手数料と税金がかかります。
【長期投資】
メリット
・ 購入した商品の価値が途中でプラスやマイナスになっても最後で利益が出ればOK
・ 途中で出た利益を投資資金に上乗せしていくとさらに利益を増やすことができる。
・ 投資回数が少ないので税金や手数料の負担が少ない
デメリット
・ 途中で価値がプラスになっても最後でマイナスになってしまう可能性もある
・ 投資資金を長期投資の商品に使っているので、新しい商品に投資しにくい
【短期投資】
メリット
・ 商品の価値が上がったらすぐに売って利益を出すことが出来る。
・ その時の旬(人気)の商品に投資できる
デメリット
・ 商品の価値が下がってマイナスになったらあきらめるしかない
・ 売買のたびに手数料が必要なので負担が大きくなる
以上が投資信託の大間かな運用の違いになります。初心者の方は分散投資からやってみましょう。
では、投資信託を購入しようと思ったらどこで購入すればいいのでしょうか?次は投資信託に関わっている会社にはどのようなものがあるか見ていきましょう。