金利とは簡単にいうと国や会社がする借金の利率のことです。
国や大きな会社は信用力があるので「返済期限までに返済して利息を払う」と書かれた借金の証明書を発行することで銀行や投資家からお金を借りることが出来ます。
その時に発行した証明書のことを「債券」といいます。債券には金利〇%と書かれていて国や会社が借金を返す時に借りた金額に利率を加えた金額を銀行や投資家に支払います。
例えば、会社が銀行から1000万円を利率10%で返すと契約してお金を借りたとします。すると
1000万円 + (1000万円 × 10%)= 1100万円
借金した会社は銀行に1100万円のお金を返さなければいけないということです。
物価が上がると金利も上がる
この金利は、物価が上がると金利が上がり物価が下がると金利が下がるという特徴をもっています。
景気が良くなると株価が上がりますが、商品がよく売れて物価が上がりやすくなります。
そこで日本銀行は物価が上がる状態(インフレ)になると金利を高めに誘導して、物価の上昇を抑え景気を冷やす政策をとります。景気が冷えると株価が下がり、商品があまり売れなくなります。
そうすると株価が下がりますので今度は金利を下げて景気の回復を促すという政策をとって経済をコントロールしています。
金利についてわかったら次は「株価」についてお話します。株価という単語はは投資をやっていない人でもニュースや新聞などでよく耳にする単語だと思いますので、覚えておくだけで投資以外にも役に立つと思います。